hozan c-700

hozan c-700

高いうえに頻繁に使う訳でも無いから買わなかったんだけど、オーダースポークを一台分頼むとコレ買えちゃうので買ってみた。ちょっと使ってみたかったってのもある(笑。ちなみにスポークのネジは転造でムニムニっとやるので切子が出ない。もちろん切削油は使うんだけど、シャフトへの注油も忘れずに。カラーもベアリングも何もナシの直入れなんだな。

早速36本螺子ってみた。仕上がりはもとのスポークに左右されるらしく、きっちり真っ直ぐなスポークはかなり綺麗にニップルが回り元のスポークと殆ど変わらない。ただ歪んだスポークで、その歪がネジ部にきちゃうとちょっと渋い。使えないほどでは無さそうだけど。まぁコレでスポークの納期に左右されずにホイールが組める。実は昔買ったホイールスミスの黒スポークがいっぱい有るんですよ。捨てるの勿体無いけど24じゃ使わない長さだしどーしよーかな思ってて。やっとこれで処分(笑)出来る。

若干のコツはあるんだけど大した事無く。まわし始める時に転造ローラーの位置を確認する位。最初は押し回し。ある程度来たらクルクル回しておしまい。特に力は要りません。本体を固定せずに両手で作業する事も出来ますが、卓上バイスに固定して作業した方が楽なのと仕上がりが良いです。ハンドルを外して電動ツールで回している方もいるようです。インパクトではなく、低速定速で弱クラッチのバッテリードライバーなら良いかも。

で、一番重要なのはこのネジの部分ではなくスポーク長。1mm前後の誤差は組む段階で何とか出来るけど面倒。単純に全て同寸のスポークとニップルと歪みの無いリムならホント締めるだけで組める。と、出来るだけ同じ長さで簡単にスポークカットしたいなと作ったのが画像下の黒い板。左下の穴にスポークの首を引っ掛けて切るだけ。

hozan c-700

こんな感じに。ただ鋼線カッターは板寸ぴったりに切れないのでその分の長さも考慮しないと。